石鹸洗顔のデメリット

固形石鹸は苛性ソーダなしに製造できない

すべての固形石鹸、パウダー洗顔料などは苛性ソーダなしには作ることができません。苛性ソーダは海の塩=原塩より製造されています。ソーダ工業用の原料として多くの用途で大量に使用されています。苛性ソーダは海の塩が原料のため、石鹸で洗顔したとき、ナトリウムイオンが肌に残りやすくなってしまいます。

海水浴で肌についた塩分で短時間に日焼けしてしまうのご存じですね。 肌に残ったナトリウムイオンが紫外線を吸収しやすくするのです。紫外線は陰性の性質を持ち、ナトリウムイオンは陽性の性質を待つため、陰陽引き合い、肌に紫外線を吸着しやすくなり肌黒の原因となっていくのです。

肌に残ったナトリウムイオンが紫外線を吸収しやすくする

石鹸が良いと信じられている理由のひとつとしてその中に入っている、ヨモギエキス、シソエキス、スクワラン、ロイヤルゼリー、ハチミツ、米糠発酵エキス、金粉、キトサン、プロポリス、小麦胚芽、青汁、高麗人参、アロエ、各種薬草成分、○○エキス、などが入っていて、これらが肌に効果があるのではないかと考えておられるのです。 しかし、いかなる天然自然成分も皮膚から吸収されることはありません。皮膚の目的は排泄に徹しているからです。

いかに天然成分のみで、無添加、無香料、無着色、純天然石鹸、肌にやさしくと表現されていても、石鹸の基本原料の牛脂と苛性ソーダの性質は変わりませんから、シワ、日焼け、肌黒の原因になりやすい事は同じです。 基本原料の牛脂を使わず他の植物油脂を使用していても苛性ソーダなしには石鹸やパウダー石鹸はできません。 そうかと言って安い合成界面活性剤入りの洗顔フォームでは皮膚自体の細胞を破壊していくのでこれも肌によくありません。 美しくなるには洗顔に始まり、洗顔に終わると言われるくらい洗顔また洗顔が最も重要です。