にがりの害

にがりは内臓を硬め、機能低下させる

にがりは豆腐の蛋白質を固めます。自然塩は人の内臓(蛋白質)を硬化させます( 肝臓・腎臓・すい臓・心臓など)。とり続けると機能低下の原因になります。
鳥肉を「精製塩」と「自然塩」にそれぞれ2ヶ月間、浸けてみました。

  • 精製塩につけた鳥肉・・・ほとんど硬くならない
  • 自然塩につけた鳥肉・・・相当、硬くなる

※にがりは、砥石の凝固剤にも使われます。テニスコートを固める凝固剤として、自然塩を使うこともあるそうです。 自然塩を食べている人の内臓も、徐々に硬く、短命になるというたくさんの事実があります。

消えないにがりの凝固作用

にがり10%の自然塩、天日塩を人類最適にがり量の0.0064%迄落とすには約1200時間程焼かなければなりません。(24時間休まず50日間)
自然塩、天日塩をフライパンで20分や30分焼いてにがりを少し飛ばしても気休め程度でしかありません。もちろん調理で加熱してもにがりは消えません
◎韓国の塩田の塩を1000度で何時間も焼いた還元力の高いという塩でもまだにがり分が700倍以上多く食用には不適です。
昔の日本人の知恵として、にがり分の多い天日塩を味噌、醤油の大豆タンパク質に作用させてにがりの害を減らすようにしてきました。

  • 2年間熟成しても40%のにがりが残る −−→ 最適量の650倍のにがりの害!
  • 5年間熟成しても10%のにがりが残る −−→ 最適量の160倍のにがりの害!

もし、理想的にがり量の味噌まで熟成させるとすれば約40年間程かかります。
醤油の場合はタンパク質が少ないので約70年ほど浸かせないとだめです。
※このことより味噌、醤油作りは、はじめから最適のにがり量の塩で作る必要があります。

◎殆どの塩分を味噌、醤油より摂る日本人はこれを理想のにがり量のものに切り換えることがいかに重要か、ご理解頂けると思います。
梅干、たくあんは、蛋白質が無いのでにがりの凝固作用が直接強く働いてしまいます。
ごま塩は、少しぐらい焼いてもにがりはそれ程消えないので、強く腎臓を硬化させていってしまいます。

味噌、醤油で殆どの塩分を摂る日本人は、皆、自然塩のにがりの害を受けていることになります。故に腎臓病患者が増え続けている。
又、にがりは腎臓を硬化させるだけでなく肝臓、心臓、すい臓、肺、筋肉、血管、血液細胞、神経、子宮、卵巣、前立腺、骨髄等、体のすみずみまで硬化させていきます。
これ等が原因で高血圧や冷え症、難聴、目の病気、自律神経失調症など原因不明の多くの病気の根本原因にもなっています。最近の自然塩ブームがそれに更に拍車をかけています。

にがりはどこに影響するか

にがりは重く、陽性の性質があります。

  • 重いものは下へ −−→ 腎臓に影響
    内臓の中では腎臓が最もにがりの影響を受けやすく、徐々に機能が低下します。陰性の腎臓に陽性のにがりが作用しやすい。
  • 陽性のものは中心へ −−→ 骨髄に影響
    にがりの主成分は陽性のため、骨髄の中心入っていき、蛋白質である骨髄を凝固させていきます。

腎臓の「糸球体」には、小さいフルイの目のような穴があいていますが、この穴から不要なものや毒素を排泄するのです。ところが、この「糸球体」も蛋白質で出来ているので、にがりの蛋白質凝固作用で徐々に硬くなっていくのです。
「糸球体のう」でスポンジを絞るように水分を出しますが、これが硬くなり目詰まりすると、毒素を排泄できなくなります。


自然塩・ニガリで死ぬ!!−毎日食べている味噌・醤油の恐怖−
にがり、自然塩の害に警鐘を鳴らしてきた浅井敏雄の著作が発売されました。

にがりで自殺する人もいます

中国では自殺するのに貧しくて農薬も変えない人は、簡単に手に入るにがりを多量に飲んで自殺するそうです。にがりを毎日飲むことは寿命を縮めていることになります。

にがりそのものを病気の治療に使っている先生方もおられます。陰性でミネラル不足の現代病、難病にはものすごい効果がありますが、症状か消えたから良いと判断するのは間違いです。 劇的効果があるほど、その副作用は強いのです。続けていると短期間に著しく腎臓を硬化させてしまします。

玄米、菜食の古い食養家の方たちの中に、冷凍ミカンを一日に何十個も食べたり、隠れて砂糖を食べたり、アルコールをたくさん飲む人がいると聞いています。陽性のにがりで固めすぎた体を、陰性のもので緩めたくなる体の本能的要求からそうなるのでしょう。

にがりで体が硬くなり、子孫は小さくなっていきます

アメリカ西部開拓時代に多く使用された馬も時の流れによって不要になり、無人島に追われた馬たちは、海水に近いにがりを多く含む地下水やにがり分の多い草を食べ、 今ではロバのように体が小さくなったといいます。江戸時代など昔の日本人は五尺位の身長でした。

海水そのものを料理に使用していたコロボックルの寿命は約20年くらいの短命だったという史実が残っています。 江戸時代など昔は海水を煮詰めたにがり15%くらいの塩を食べていて、寿命は40〜50歳くらいでした。