主食中心にして、副食(オカズ)は少なくていい

現代栄養学では

現代栄養学では毎日、30種類くらいの多種類のバランスの取れたオカズを食べなさいと教えています。これは実際上はなかなか難しいことをほとんどの人が体験しています。現代栄養学では健康を維持するにはこれだけの必須のビタミンやミネラルが必要だから、それらを含む野菜や海藻、卵、肉類、乳製品、果実類を摂りなさいというのです。 この現代栄養学は西欧からきた考えです。西欧の民族はミネラルのほとんどない岩塩を食べているためにどうしてもミネラル不足になります。西欧の人々はそれを補うためにビタミン、ミネラルのサプリメントを多種多量に摂って補っているのが現状です。

日本人はミネラル不足

日本人は全て海の自然塩を食べているので微量ミネラルは十分食べています。むしろニガリ分の多すぎる自然塩を食べている為に腎臓や内臓、全身を硬化させ、短命の最大原因となってしまいます。

では何故、日本人はミネラル不足になっているのでしょうか?除草剤、枯葉剤の残留した魚介類や多種多量の副食から大量のダイオキシン類を摂取しているために、その毒素を排泄する為にミネラルが動員され、毒素と共にミネラルも排泄される為にミネラル不足になるのです。毒素とミネラルは別のところにあるのではなく共存しているからです。

コーカサス地方の人達の食事

主食は無農薬の白米の御飯で、副食は味噌汁とわずかのオカズで十分です。オカズはなくてもよいです。味噌汁だけでもよいです。昼食はオムスビとタクアンだけでもよいでしょう。

国際自然医学会会長の森下敬一博士が世界の長寿村を調査されたときこのように言っておられます。世界でも最長寿民族であるコーカサス地方の人達の食事は朝、昼、晩、3食1年中、ほぼ同じで、ナンとお茶だけという。ナンというのは小麦粉に岩塩を混ぜて焼いただけの固いパンです。年に数回お祭りなどの時に肉をわずか食べるくらいといいます。これが80年、100年と続くのである。彼等は100才を過ぎても山の畑に農作業に行くそうです。100年以上の間、ナンとお茶だけの粗食、少食なのです。それで栄養失調にもならないのです。 現代栄養学からは考えられないことでしょう。

同じように日本人も御飯と味噌汁だけを100年間続けても栄養失調にはなりません。それどころか最も長寿になる食事です。無農薬の白米の御飯と味噌汁の中に季節の野菜とワカメなど海藻を少し入れるだけでよいでしょう。

お粗末でごめんなさい!

お母さん達は毎日の食事の買物や調理にどれだけの時間を費やしていることでしょうか。今日は何にしようかと真剣に考えた食事がかえって体に害になっている場合もあるのです。今日は何もないのよ!お粗末でごめんなさい!の方がいいのです。 お金も節約でき、健康になれます。 外国在住の方は、米が入手できれば米が良いですが、その地方で手に入る主食のみに少量のその地方の野菜、海藻を食べる粗食にして下さい。これで非常に健康になれますから。

大きな夢と希望をもって!

人間には確かに食べる楽しみはありますが、食べるだけが楽しみという方は人生観を変えて下さい。人間は食べることよりもっと楽しくワクワクする目的を持つべきです。食べるのは何でもよくなります。地球や人類のためになる大きな創造的目的を明確に持つべきです。人間は長く生きるのが良いとは言いきれませんが、生涯かけて完成させるべき大きな地球的目的を明確に持って、もっと大きな夢と希望に燃えて人生を再出発して下さい。