美しくなる秘訣

肌はどうして汚れていくのでしょうか

赤ちゃんの肌、化粧する前の女性の肌はもともと、とても美しいものです。 メーク・化粧をするようになってから肌は徐々に汚れていきます。

メーク(石油系合成界面活性剤入)の固形成分で皮膚呼吸を止めてしまうことによって皮膚の細胞は少しずつあれていきます。 仕事上、接客等やむを得ずメークをしなければならないとき以外は、できるだけメークをしないほうが美肌を守る上で重要です。

帰宅したらまず洗顔でメークを落とす習慣が必要です。帰宅後、休日、買い物に行くとき等はメークをしないで肌を休ませ、皮膚呼吸を十分にさせてあげてください。 メークをしなければならない時は、できるだけ薄くしてください。会社や仕事上、許されれば口紅だけつけて済むならそのようにされたらよいと思います。

安い洗顔料は使うほど肌をダメにしていく!

安い洗顔料はなぜ肌に悪いのでしょうか?

  1. クレンジングフォーム・洗顔フォーム
  2. メーク類を溶解する成分として合成界面活性剤等が使用されているため、メーク類を溶解すると同時に皮膚細胞も少しずつ溶解していく性質があります。皮膚は溶解されまいとして厚く硬くなっていきます。

    油汚れをおとすためにこんな経験はありませんか?

    • 頑固なベトベトの換気扇に洗剤をスプレーして、しばらくすると紙でふき取れるようになります。
    • 台所洗剤のついたスポンジでサッと洗うだけで、ベトベトの油汚れが簡単に落ちてしまいます。

    これは合成界面活性剤の溶解力で溶かして落としているのです。使用するときは必ずゴム手袋着用をメーカーはすすめています。 手の皮膚まで溶解し、短時間に肌が荒れたり指紋がなくなったりするからです。

    メークを落とす安い洗顔フォームは上記ほどの強力な溶解力はありませんが、落ちにくいファンデーションや口紅を簡単に溶解してしまう溶解力があります。 落とす相手は換気扇の羽根やお皿ではありません。

    落とされるのは人間の肌の中でも最も敏感な顔です。 あなたの大切な顔を換気扇と同じに扱いますか?

    さらに合成界面活性剤入り洗顔料には大きな問題があります。 本来は肌からは体内に浸透しないのですが、溶解力のある洗顔フォームは肌細胞を破壊して体内まで毒素が入っていき、肝臓にまで影響を与えます。肝臓が悪くなると肌も汚れますから、とても悪い循環になっていくのです。

  3. 固形石鹸・パウダー石鹸の洗顔料
  4. 牛の脂を主原料にしているため、ぬるま湯でしか溶けず、ぬるま湯によるシワの原因となってしまいます。 また苛性ソーダという塩より作る成分を使用しているため、肌に残るナトリウムイオンによって紫外線を吸収しやすくなり、肌黒の原因になってしまいます。

    牛脂は別名ステアリン酸といいます。牛の体温は約42度のため牛の体内にある脂も42度で溶けている状態です。
    42度より温度が低いと固くなっていきます。
    42度より温度が高いとどろどろに溶けていきます。
    石鹸がぬるま湯でないとよく泡立たない理由です。

    最近では石鹸でも泡立ちをよくするために合成の気泡剤をいれて使いやすくしていますが、気泡剤は石油より製造された化学合成剤ですから、肌によくないのはもちろんです。

    牛脂のもう一つの問題点は脂がベトベトしていることです。
    石鹸をぬるま湯で溶かし、メーク類を浮かせて落とすのが目的ですが、石鹸中の牛脂が顔につくと、そのベトベトはぬるま湯で何十回とゆすぎをしないと、なかなか落ちないのです。
    石鹸洗顔のゆすぎの大変さはこれが理由なのです。
    ぬるま湯で40〜50回ゆすぎをしないと、牛脂成分を完全に落とせないといわれている位大変です。

    ところがぬるま湯はシワの最大原因となるのです。
    顔の皮膚は身体と違い、繊細にできているのと外的刺激の変化が多いために、ぬるま湯をかけている時間が長いほど、ゆるんでシワの原因になっていきます。
    最後に水をかけて肌を引きしめても手遅れです。やらないよりは良いですが・・・

    次は苛性ソーダについてですが、
    苛性ソーダは海の塩より製造されています。海水浴で肌に付いた塩分で短時間に日焼けするのをご存知ですね。
    石鹸洗顔は、よくゆすがないと塩のナトリウムイオンが肌に残ってしまうのです。
    肌に残ったナトリウムイオンが紫外線を吸収し、徐々に肌黒になっていくのです。

    石鹸の使い始めは気づきませんが、長い間で石鹸を使わない人と比較してみると、明らかに石鹸を使う人の方が肌黒になっているのがわかります。
    固形石鹸はこの苛性ソーダなしに製造することができません。