玄米菜食自然療法指導20年の方の体験談
読者の方からのお便り
メールマガジンの読者の方で、玄米菜食自然療法指導20年の方から寄せられたお便りを掲載いたします。20年近くもフードコンサルタントとしてし自然食の指導をしてこられた方の貴重な体験です。まだ玄米、自然食をはじめて間もない方、これから自然食を始めようとされている方にとって非常に参考になる体験談です。
『毎回、目から鱗がとれてゆくようなメールを配信して頂きたいへん有難く、楽しみに読ませて頂いています。私は○○先生の自然○○医学のフードコンサルタントとなり、色々と実践したり、体験したりしましたので、それをやっている家族や、人々を見て、みんな身体が硬くなり、色が黒くなるなーと思っていろいろと変えたりして20数年間やってきました。浅井先生のご指摘の細胞が硬くなるなど、考えてもみませんでした。その食事療法や指導を受けたのは、家族の腎臓病がきっかけでした。取り返しのつかない年月を過ごしてまいりました。過去は変えられませんので、浅井先生と出会えたことを感謝して、今の状態より悪くならないように、少しでも細胞が血流が向上できるように必死の思いで努力します。つきましては、にがりを使ってない調味料とかの資料がありましたら、お送りいただけませんでしょうか。デパートが遠くて、早く行って探してみたいのですが・・・・・全く未知の世界で戸惑っています。よろしくおねがいいたします。』
病気がよくなる食事法
今の日本には生活習慣病があまりにも多いため、それらを治すために玄米や自然塩、健康食品が大流行しています。確かにそれらで病気の症状が消えていくことは確かです。しかし病気がよくなったからといってこの食事法が良いものだと判断してずっと続けてしまう人がほとんどです。 体験談を書いてくださった方はたくさんの人々を長い間指導してきて、玄米、自然塩、自然食療法を実践しながら、どれだけ多くの人を助けてこられたことでしょうか。その中でうまくいかないケースや理論とは違う実戦の中でどれだけ苦労されたことでしょう。
自然食療法の光と影
そんな中で『間違いだらけの健康常識』のメールマガジンからこの新しい情報を知られ、目からウロコが落ちる思いになられたのだと思います。 自然食療法の指導者の人も、自然食を製造しているメーカーの人も、販売している人も、それを実践している消費者の方も理論では自然のもの一物全体が良いものだと信じてやっておられるのです。 もともと自然食運動は昔の病気治しをしていた食養の指導者たちから始まりました。玄米で病気が治った!アクを抜かない野菜や野草が病気に効く!精製塩は化学の塩でNaclという化学物質で毒そのもの!減塩しないで自然塩を十分摂るべき!など長く続けると体が硬くなり、短命の原因になることを知らずに教えてきたのが現実です。
先人の失敗や体験から学ぶ
私たちは先人の失敗や体験から真実を学んで成長しなければいけない使命があります。未来の子供たちに正しい食事法や生き方を教えなければいけないからです。今の子供たちの好きなものや食事の内容をみると驚いてしまいます。親がきちんと知識を身につけ正しい情報としつけを教え伝え残していかなければならないと思います。